宇都宮地方気象台は24日午前6時21分、「大雪に関する栃木県気象情報」を発表した。県内では、24日夕方から25日夜遅くにかけて北部を中心に大雪となり、南部でも積雪となるところがある見込みとしている。

◇最新の防災情報・気象警報

 気象台によると、24日の日本付近は強い冬型の気圧配置となり、東日本の上空には氷点下42度以下の、この冬一番の強い寒気が流れ込む見込み。

 県内は24日夕方から25日夜遅くにかけて北部を中心に強い雪が降り、北部では大雪による交通障害や路面の凍結、北部山地では雪崩に注意が必要。北部では警報級、南部では注意報級の降雪となる恐れもある。気象台は、24日夕方から25日夜遅くにかけて、風雪や強風にも注意するよう呼びかけている。

 25日午前6時までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多いところで北部山地25センチ、北部平地5センチ、南部山地7センチ、南部平地1センチ。26日午前6時までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多いところで北部山地20〜40センチ、北部平地5〜10センチ、南部山地10〜20センチ、南部平地1〜5センチ。

 24日から25日にかけて予想される最大風速は12メートル、最大瞬間風速は25メートル。