スマート農業や農村振興など、新規性や独自性の高い取り組みを進める農業者を表彰する第4回栃木県農業大賞(県、JA栃木中央会、下野新聞社主催)の表彰式が1日、県公館で行われた。
大賞に選ばれた農業経営の部のイチゴ生産会社「ベリーズバトン」(真岡市、新井孝一(あらいこういち)代表取締役)、農村活性化の部の「NPO法人あがた農楽園」(足利市、石川隆道(いしかわたかみち)理事長)に表彰状などが贈られた。産地支援や農福連携などの取り組みがそれぞれ高く評価された。
表彰式には関係者約100人が出席。福田富一(ふくだとみかず)知事は「農業経営者の模範、地域活性化のけん引役として、より一層の力添えを賜りたい」と激励した。
同大賞は農業経営の改善や農村振興に顕著な成果を上げる農業者らを表彰し、栃木県農業の魅力向上につなげるのが狙い。3部門で23点が本審査に進み、現地審査などを経て大賞を決定した。