宇都宮市は自宅で過ごす不登校の児童生徒を対象に、オンラインで学習支援や心のケアを行う「デジタル適応支援教室」を4月にも開設する方針を固めた。栃木県内初となる見通し。既に市内小中学生へ配布している1人1台のノート型パソコンを活用し、メタバース(仮想空間)のホームルームで他の児童生徒との交流もできる。全ての子どもに学びの機会を保障し、将来の社会的自立を目指す。
市教委の調査によると、2021年度の市立小中学校の不登校児童生徒は1126人。このうち74%は学校、適応支援教室、民間のフリースクール、市教育センターなどの何らかの支援につながっていたが、26%はつながっていなかった。
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