2023年度県立高全日制入試の一般選抜の入学願書受け付けが20日、始まった。下野新聞社の集計では、初日の出願者数は計8714人で、一般選抜の定員8017人に対する出願倍率は1・09倍だった。入学願書の受け付けは21日正午まで。
全日制全体の募集定員は1万1475人で7年ぶりに増加。うち特色選抜で3162人、帰国生らが対象のA海外特別選抜で28人の合格が内定し、中高一貫教育の宇都宮東、佐野、矢板東の3校で計268人が内部進学に内定している。
58校114系・科のうち、出願初日で倍率が1倍以上となったのは64系・科で、このうち1・5倍以上は10科だった。
最高は宇都宮白楊高農業経営科の1・92倍で、次いで同校食品科学科の1・81倍だった。普通科の最高倍率は宇都宮北高の1・61倍、次いで宇都宮中央高の1・57倍。一方、50系・科は1倍未満となっている。
県教委が県内の中学3年生に実施した進路希望調査(22年12月1日時点)によると、県立高全日制への進学希望者は過年度卒業者を含め1万2292人。進学希望者のほとんどが初日に出願したとみられる。出願変更は2月24、27の両日に受け付ける。学力検査は3月8日に実施し、同14日に合格者を発表する。
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