LRT停留場名と副名称

 宇都宮市と芳賀町が法人を対象に募集していた次世代型路面電車(LRT)停留場の副名称が、このほど決定した。停留場名と並んで駅名標や時刻表などに表記されるほか、車内の音声アナウンスでも副名称として法人名が流される。

 副名称はLRT事業への企業参加の取り組みとして、ネーミングライツ(命名権)を導入した。

 JR宇都宮駅東口を除く18カ所で募集し、10カ所で契約が決まった。市内では年額最低料金が36万~108万円の4区分、町内では60万円以上に設定。契約期間は5年間。

 市と町は、停留場の壁面を飾るシートやベンチの設置費用のドネーション(寄付)も募集した。壁面シートには24件、ベンチは81件の寄付の申し出があった。

 シートやベンチに寄付者の法人・団体名、氏名が表示される。