レプリカキーを受け取る粉川市長(右から2人目)

 栃木県日光市はこのほど、行政MaaSマルチタスク車両の納車式を市役所駐車場で行った。業務の効率化などを目的に遠隔による通信環境を整えた車両で、「移動市役所」として行政サービスに役立てる。

 マルチタスク車両は、10人乗りのワゴン車をベースに、後部座席を改良。接客やイベントなど幅広く活用できる。

 納車式で粉川市長は「行政の効率化が求められる中、この車両を活用し持続可能で安定した行政サービスを進めたい」とあいさつ。清水社長も「利便性を実感してもらい、日光を起点にこの車両を全国に広げたい」と話した。