花火のポスター

 【日光】日光温泉旅館協同組合は16日、日光二荒山神社の例祭「弥生祭」の「宵祭(よいまつり)」に合わせ、神橋西側の西町エリアで打ち上げ花火を初めて実施する。

 新型コロナウイルスの影響で大幅に減少した観光客が戻り始める中、日光のさらなる活気を願って企画された。

 当日は午後6時15分から10分間、含満橋駐車場から花火を打ち上げる。神橋や日光総合会館など西町エリアの各所で観覧することができる。同組合の赤澤正(あかざわただし)理事長(56)は「コロナでお祭りやイベントが中止になったが、ようやくコロナが落ち着いた。日光の元気さをアピールし、観光客の皆さまを花火でおもてなしできれば」と話した。

 市観光協会主催の宵祭は、東西11町の花家体(やたい)によるパレードなどが行われる。翌17日は、地域住民による奉納行事「付祭(つけまつり)」が執り行われ、両日とも街じゅうがにぎやかな雰囲気となる。