金燈籠交差点に立ち、資料を見ながら、ぶっつけ時の屋台の位置を確認する鈴木さん(手前)

 絢爛(けんらん)豪華な9台の屋台でおはやしなどを競う「大田原屋台まつり」が15、16の両日、中心市街地で行われる。新型コロナウイルス禍などで中止、運営方法の変更を余儀なくされたが、今年は4年ぶりに本来の形に戻る予定だ。祭り全体を細やかに取り仕切る年番町・元町の「筆頭渉外」鈴木章浩(すずきあきひろ)さん(53)は準備の最終確認に余念がなく、「完全復活」を誓う多くの祭り人たちをけん引する覚悟だ。