県消防防災課は8日、ゴールデンウイーク(GW)後半(3~7日)の5日間に熱中症の疑いで計8人が救急搬送されたと発表した。中等症が2人、軽症が6人だった。

 同課と県内12消防本部によると、5日には中等症の女性(17)と軽症4人が救急搬送された。女性は宇都宮市内でサッカーの試合に出場後、意識障害の症状が出たといい、午後1時ごろに119番があった。

 同日は佐野で29・2度、宇都宮で27・3度など県内14観測地点のうち、11地点で25度以上の夏日を観測した。

 このほか、4日に中等症1人、3日に軽症2人が救急搬送された。