社務所で開かれている御朱印展

 【真岡】東郷の大前(おおさき)神社は5日、過去に神社で授与した御朱印を紹介する「御朱印展」を社務所で始めた。21日まで。

 同神社の御造替(ごぞうたい)1250年記念事業の一環で行われた社務所改修を記念して企画した。改修工事は2021年7月に始まり、22年7月に終了した。「引き舞い工事」で建物を移動させ、屋根を銅板にふき替えるなどした。

 展示では、2018年以降に頒布した約80点の御朱印を紹介している。通常の御朱印のほか、箔(はく)押し御朱印、夏祭りや茅(ち)の輪くぐりといった祭典に合わせた絵柄の御朱印などが並ぶ。また社務所改修の資料も掲示している。

 柳田耕史(やなぎたこうし)禰宜(ねぎ)(46)は「季節や祭典などによって工夫を凝らしたデザインの経過が分かる。楽しんでいただきたい」と来場を呼びかけた。

 午前10時~午後4時。入場無料。(問)同神社0285・82・2509。