小堀宮司と、自作のつぼ焼き芋器

21日にモビリティリゾートもてぎで開催されたマルシェで並べた小堀宮司の「つぼやきいも」。後方の缶がつぼ焼き芋器

小堀宮司と、自作のつぼ焼き芋器 21日にモビリティリゾートもてぎで開催されたマルシェで並べた小堀宮司の「つぼやきいも」。後方の缶がつぼ焼き芋器

 【茂木】茂木の八雲神社宮司小堀真洋(こぼりまさひろ)さん(50)が、自ら考案したつぼ焼き芋器の技術で特許を取得。独特の味わいの芋を安価で効率よく焼けることから、つぼ焼き器の普及を模索している。「低資本で起業できる」と、将来性に期待を寄せている。

 つぼ焼き芋器「八雲式つぼ焼器」は、容量90リットルのブリキ缶と一回り小さなブリキ缶を組み合わせ、大小の缶の隙間に天然素材の断熱材を詰め、七輪の炭火で芋を焼く。材料費は一般的な市販の陶製よりも格段に安く、5万円程度で済むという。