サッカー男子 佐野日大-白鴎足利準決勝 前半22分、佐野日大のMF成田(右)がシュートを決める=県グリーンスタジアム

 全国高校総体(インターハイ)県予選は13日までに、県グリーンスタジアムほかでサッカー、なぎなたなどが行われた。サッカー男子は準決勝が行われ、佐野日大が3大会連続、矢板中央が5大会連続で決勝に進んだ。

 佐野日大-白鴎大足利は延長でも決着がつかず、最後は佐野日大がPK戦を制した。矢板中央は1-0で国学院栃木に勝利。前半終了間際に朴大温(ぼくておん)が頭で決勝点を決めた。

GK平岡、成長実感

 サッカー男子の佐野日大は、5月の県総体決勝で敗れた白鴎大足利を延長、PK戦の末に撃破。GK平岡倖輝(ひらおかこうき)は「苦しい試合を勝ち切れて成長を感じる」と胸を張った。

 前回無得点に終わった攻撃陣は、MF成田栞(なりたかん)が違いを見せた。0-1の前半22分、相手が頭で弾いた球をペナルティーエリア内で足元に収め、左足を鋭く振り抜いた。前回対戦時もフル出場した3年生。「自分の所に来たら絶対決めてやろう」と気持ちを込めた同点ゴールで勝利につなげた。

 決勝では4連覇中の矢板中央とぶつかる。「秋の新人戦では勝ってる相手だが、意識してしまう。しっかりと準備したい」と気を引き締めた。

バトミントン男子シングルス 中西(作新)が初優勝

 なぎなたは石田煌香(いしだこうが)(国学院栃木)が個人試合で初優勝。坪山遥音(つぼやまはるね)(同)と組んだ演技でも優勝し2冠を手にした。

 バドミントンはシングルスが行われ、女子の遠藤美羽(えんどうみはね)(作新学院)が連覇。男子は中西来一(なかにしらい)(同)が初優勝した。