宇都宮地方気象台は1日午前5時57分、「大雨と雷及び降ひょうに関する栃木県気象情報」を発表した。気象台は、県内では1日昼過ぎから夜遅くにかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に警戒し、落雷や突風、降ひょうにも注意するよう呼びかけている。
気象台によると、前線が華中から日本海を通り北日本に伸びている。1日は前線が西日本から北日本を南下する見込み。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になる。このため、県内では大気の状態が不安定となり、1日昼過ぎから夕方にかけて雷を伴った激しい雨が降る所がある見込み。
予想よりも雨雲が発達した場合には、警報級の大雨となる可能性がある。
1日に予想される1時間降水量は多い所で40ミリ。1日午前6時から2日午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で80ミリとなっている。