下野新聞創刊145周年を記念して、子育て中の家族を応援するエンターテインメントグループ「歌う海賊団ッ!」によるコンサートが1日、県総合文化センターで開かれた。小さい子どもから高齢者まで約820人が訪れ、熱気あふれる公演を楽しんだ。
ステージではキャストが「ヨーホー」や「イェーイ」などの掛け声を上げながら、2時間近くにわたり、約10曲を披露。時には子どもたちの近くに行き、ハイタッチをして歌声を響かせた。子どもたちも音楽に合わせて一緒に踊り、パフォーマンスを堪能した。
歌う海賊団ッ!のキャプテン☆うっちゃるさん(54)は「来場者の笑顔に勇気づけられた。子どもたちには思ったことや感じたことを大切にして、将来、人を喜ばせてほしい」と語った。(佐川歩夢(さがわあゆむ))
取材を終えて
■佐川歩夢さん(15) 宇都宮 宇都宮工業高定時制1年
記者の仕事に興味があり、祖母に勧められて参加しました。出演者へのインタビューはこれまで経験したことがなかったので緊張しましたが楽しかったです。
撮影を終えて
■中村寛子(なかむら・ひろこ)さん(47) 栃木 会社員
新聞は身近な存在で、どのように取材しているのか気になっていました。読者の心に残る1枚を撮影する難しさを感じ、貴重な経験になりました。