「地域が衰退する」「残念」。栃木県教委が県立高校再編計画案を発表した4日、関係する地域住民は複雑な思いを口にした。生徒が集う地域の拠点や思い出の母校の統廃合に、反対や憤り、理解、期待などが交錯する。少子化などに伴い教育の質の低下が懸念される中、再編案を受け止め、魅力ある学校づくりを望む声も上がった。
県内の約4分の1の広さを占める日光市では、三つの県立高を1校に統合する案が示された。日光明峰高では地域住民らが加わる学校運営協議会が魅力向上などに取り組み、存続を願ってきた。
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