球児たちの夏が到来-。第105回全国高校野球選手権記念栃木大会は7日開幕し、25日の決勝まで延べ11日間、61校59チームが甲子園への切符を懸けてしのぎを削ります。このページでは「大会展望」や開会式に関する記事を改めて紹介します。

激戦必至!!  大会展望

強力打線をけん引する作新の武藤
強力打線をけん引する作新の武藤

 昨秋から県内公式戦無敗で、夏の王座奪還を狙う作新学院、16年ぶりの甲子園出場を目指す春準優勝の文星芸大付を中心に、各校の実力は拮抗。初戦から熱戦が期待できそうだ。>>大会展望の詳細はこちら

開会式を盛り上げるのは...

選手宣誓を務める文星芸大付の入江陽主将
選手宣誓を務める文星芸大付の入江陽主将

奮い立つような宣誓を

 開会式は午前9時から県営本球場で行われ、文星芸大付の入江陽主将が選手宣誓を務める。入江主将は「2年半練習してきた思いを込め、全選手が奮い立つような宣誓をしたい」>>詳細はこちら

>>抽選会の様子はこちら(動画あり)

大会歌は男子初の小泉さん

独唱者に選ばれた忍田さん(左)と小泉さん=宇工高
独唱者に選ばれた忍田さん(左)と小泉さん=宇工高

 開会式で大会歌と国歌を披露する独唱者のオーディションが宇都宮工高で行われ、大会歌「栄冠は君に輝く」は大田原高3年の小泉謙晶さん(17)、国歌は宇都宮女高3年の忍田莉々奈さん(18)に決まった。>>詳細はこちら

開幕試合は10時50分~

 7日午前10時50分から真岡北陵-真岡工の開幕試合が行われ、終了45分後に宇都宮清陵-足利南が行われる。>>イニング速報はこちら

審判団も準備に余念なし

試合を想定したプレーの中で動作を確認する審判員ら=作新学院高総合室内運動場
試合を想定したプレーの中で動作を確認する審判員ら=作新学院高総合室内運動場

 開幕に向け、県高校野球連盟が審判の技術向上に取り組んでいる。例年は春季に一度だけ開催していた県高野連審判部各地区合同の研修会を、今年はさらなる意識統一を図ろうと6月にも実施。ストライクゾーンや判定時の立ち位置を再確認するなど、球児たちの夏を最高のものとするため準備に余念がない。>>詳細はこちら

決勝は県営本球場で25日

県営本球場
県営本球場

 決勝は25日午前10時から、県営本球場で行われる予定。優勝校は8月6日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する全国大会に出場する。

【番外編】

高校野球=頭髪「丸刈り」ではない?

板倉監督(左)の話に耳を傾ける宇都宮中央の部員ら。頭髪の取り決めはなく、生徒の判断に任せている=同高  
板倉監督(左)の話に耳を傾ける宇都宮中央の部員ら。頭髪の取り決めはなく、生徒の判断に任せている=同高  

 日本高校野球連盟(日本高野連)の調査で、本県の加盟校62校のうち、頭髪を「丸刈り」と定めている学校が2018年度の前回調査から大幅に減少していることが明らかになった。頭髪を自由とする学校からは「野球への思いを表す方法は他にもある」などとの意見が......>>詳細はこちら

【WEB限定】チームスローガン人気なのは?

夏の高校野球出場チームを紹介する本紙タブロイド判。各チームのスローガンが見出しになっている
夏の高校野球出場チームを紹介する本紙タブロイド判。各チームのスローガンが見出しになっている

 下野新聞社は毎年、夏の高校野球出場チームを紹介するタブロイド判を発行しています。今年は7月3日に各家庭へお届けしました。チームごとの見出しは、恒例で「スローガン」を載せています。チームカラーやメンバーが大事にしている思いがこもった言葉からどんなことが見えるのか。分析してみました。>>詳細はこちら