今年造営された令和神輿と沼部宮司

神社会館に展示・保管されている社宝の朱神輿

コロナ禍前まで渡御の主役として担がれた大神輿

今年造営された令和神輿と沼部宮司 神社会館に展示・保管されている社宝の朱神輿 コロナ禍前まで渡御の主役として担がれた大神輿

 【小山】長い歴史と伝統を誇る須賀神社の例大祭「祇園祭」。最大の見どころとなる連合みこし渡御は16日午後3時に宮本町1丁目の同神社境内で始まり、参道周辺や県道を歩行者天国にした「おまつり広場」を練り歩く。4年ぶりの本格開催で、5月に完成したばかりの豪華絢爛(けんらん)な「令和神輿(みこし)」のお披露目となるだけに、街の熱気は高まるばかりだ。

 「須賀神社 キミョーチョーライ(帰命頂礼)」「ナム(南無)」「アンゴステンノウ(南無牛頭天王)、アンゴステンノウ」-。担ぎ手たちの独特な掛け声とともに、今回は令和神輿や女神輿、子ども神輿など計11基が同神社周辺に繰り出していく。おまつり広場となる県道は、午後3時から7時まで車の通行は規制される。