宇都宮地方気象台は20日午前5時55分、「大雨と雷及び降ひょうに関する栃木県気象情報」を発表した。県内では、20日昼過ぎから21日明け方にかけて、大雨による低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水、落雷、突風、降ひょうに注意、警戒するように呼びかけている。

 東日本の上空約6千メートルには氷点下6度以下の寒気が流れ込み、日中の気温の上昇も加わるため、県内は、20日昼過ぎから21日明け方にかけて、大気の状態が不安定となる。20日夕方から夜遅くにかけては、雷を伴った激しい雨の降る所がある見込み。

 20日に予想される1時間降水量は多い所で、40ミリ。20日午前6時から21日午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で、80ミリの見込みとなっている。