【日光】奈良時代から改良を重ねた技術の結晶ながら、機械化の中で途絶えた手縫いの畳床(たたみどこ)「踏み床(どこ)」を、土沢の畳店「畳屋職人気質(かたぎ)」の柳林浩(やなぎばやしひろし)代表(62)が復活させた。
稲わらを異なる編み方で6層重ねる踏み床は、現在主流となっている機械縫いの畳床を使った畳に比べ、ひと味違うコシのある踏み心地が特徴。柳林さんは「使う人に喜んでもらうため、良い作り方を突き詰めた日本の職人文化を一人でも多くの人に知ってほしい」と力を込める。
残り:約 785文字/全文:1028文字
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
登録済みの方はこちら
愛読者(併読)・フル(単独)プラン・スタンダードプランの方
ログインする