手島陽造(てじまようぞう)さん、昌子(まさこ)さん夫婦が一枚一枚焼き上げる自慢のゆずせんべい=2009年

 足利市出身のタレント手島優(てじまゆう)さん(40)は1日、自身のブログを更新し、実家で営んでいた菓子店「手焼きせんべい八幡屋」(足利市堀込町)が、7月末で閉店したことを報告した。

 手島さんは、アメーバブログに開設しているオフィシャルブログ「てじ日記」に、「第二の人生へ。ありがとうございました!!」というタイトルの記事を掲載。閉店は、店を切り盛りする両親の意向だったと説明し、「『元気なうちに第二の人生を楽しみたい』という両親の気持ちを尊重します」とつづった。

 記事には、「これからはゆっくり、今まで出来なかった事を大いに楽しんで過ごしていって欲しいと思います」と両親をねぎらう言葉も。「31年間両親が守り続けてくれたお店 みなさまに支えて頂いたお店 本当に、本当に、感謝でしかないです」と支えてくれた周囲への謝意も示した。

 ブログには、店舗前に立つ手島さんの姿や、家族で店先に並ぶショットなどの写真も掲載された。その上で、「私にとっては今までもこれからも最高に美味しくて愛がいっぱいのせんべい屋です。本当にありがとうございました」と締めくくった。

 手島さんがブログについてX(旧ツイッター)で投稿すると、「ゆず煎餅良く食べていました。長い間お疲れさまでした」などとねぎらいのコメントが多数寄せられた。

(ブログの引用は原文まま)