【茂木】北高岡で「空と森のようちえんあいうえお」などを運営するNPO法人みんなのカタチ(栗田(くりた)しのぶ代表)は19、20の両日、夏季保育セミナー「みんながいい気持ち。ありのままを認め合える社会へ」をふみの森もてぎなどで開催する。保育関係者や子育て中の人など誰でも講座を選んで参加できる。申し込みを受け付けている。
「子ども、発達障害、保育、絵本の視点から」がサブテーマ。
19日は一つ目の講座で「発達障害の人には世界がどう見えるのか」などの著書がある国立障害者リハビリテーションセンター研究所研究員井手正和(いでまさかず)さん、二つ目の講座で「子どもの心により添う」保育を行う横浜市の「りんごの木」代表柴田愛子(しばたあいこ)さんが講師を務める。
三つ目の講座では井手さん、柴田さんに、「森のようちえん」活動に長年携わる野村直子(のむらなおこ)さんと栗田代表を加えた4人でパネルディスカッションをする。
20日は計2講座。野村さんが子どもとの関わり方、益子町益子で絵本店「たね書房」を経営する田中裕香里(たなかゆかり)さんが絵本の魅力について話す。
中でも井手さんの講座について、栗田代表は「悩んだり子育てにつまずいたりした人も前が明るく開ける話を聞けるのではないか。発達障害のある人にも参加してほしい」と話す。
19日はふみの森もてぎでの会場参加とビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」のオンライン参加がある。20日は会場参加のみ。
18日までチケットを販売している。詳細と購入は同法人ホームページhttps://aiueo-hoiku.jimdofree.com/