パーマの技術を競う学生ら

 【宇都宮】美容師を志す学生がパーマの腕を競う「第1回県美容学生ワインディングコンテスト」がこのほど、西川田本町2丁目のセンビスタジオで開かれ、県内の専門学校生14人が練習の成果を披露した。

 美容室DOUX(下岡本町)が主催した。新型コロナウイルス禍などでコンテストが減少傾向にあるといい、学生に挑戦の場を提供したいと本店店長の阿部雄紀(あべゆうき)さん(25)が企画。理美容用品の卸業・センビ商事が協力した。

 ワインディングはパーマの基礎技術。制限時間20分で髪を小分けにしながら、筒状のロットに巻き付けていく。学生らは美しい仕上がりを目指し、真剣な表情で手早く作業した。

 優勝した県美容専門学校2年藤沼規恵(ふじぬまのりえ)さん(20)は「賞を頂けて自信が付きました」と充実した表情を見せた。