今年1月に行われた片岡駅西口のイルミネーション。今後、実施主体などがどうなるのか注目される

 住民主体で地域づくりを活発に進めてきた矢板市の「片岡地区コミュニティ推進協議会」がこのほど解散し、45年間の活動に幕を下ろした。少子高齢化や定年延長などを背景とする役員らのなり手不足、資金繰りの懸念などが理由だ。イルミネーション事業など同会の地域活性化活動は評価が高かっただけに、残念がる声も挙がる。

 同会(会員・約2200世帯)は4月中旬までに役員・実行委員長ら対象の書面による決議を行い、賛成多数で同月末日の解散を決めた。