自身が担当してきた海外姉妹都市ニュースレターを手に7年間の思い出を振り返るロンニガーさん

 【那須塩原】オーストリア出身で市国際交流員のフロレンティーネ・ロンニガーさん(36)が、今月末で7年間の勤務を終えて帰国する。新型コロナウイルス禍に翻弄(ほんろう)されながらも東京五輪・パラリンピックのホストタウン事業やニュースレターの発行などを通じ、市と同国の相互理解を推進してきた。涙を浮かべながら「思い出は尽きない」と語るロンニガーさんは、「いつかまた日本と関わる仕事ができたら」と夢を描いている。