【小山】かつて日本一にもなった国内有数のビール麦産地であることをPRする「第12回小山の日本一ビールまつり」が1日、市役所北側の小山御殿広場で4年ぶりに開かれた。2日も開催しており、午後8時まで。
市観光協会などでつくる実行委員会が主催。会場には市産の麦を使うアサヒビールの商品をはじめ、市内で製造するクラフトビール「808ブルワリー」が用意された。1日は午後5時半のスタートとともに行列ができ、来場者はビール片手に地元の飲食店が出店したグルメを堪能した。
仕事終わりに同僚と訪れたさいたま市大宮区吉敷町4丁目、会社員市川忠良(いちかわただよし)さん(43)は「外で飲める、こういうのを待っていた。クラフトビールは口当たりが良く飲みやすい」、地元の卓球クラブのメンバーと来たという荒井、無職松嶋清作(まつしませいさく)さん(71)は「仲間と集まって飲むのは久しぶりでおいしい」と満面の笑みを浮かべた。