宇都宮地方気象台は7日午前10時55分、「台風13号に関する栃木県気象情報」を発表した。県内では台風の影響で、8日昼過ぎから夜遅くにかけて警報級の大雨となる見込み。大雨による土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけている。

 気象台によると、台風は日本の南を発達しながら北北東に進み、8日午後には関東甲信地方に接近し、上陸する恐れもあるという。

 県内では、台風本体や周辺の暖かく湿った空気が流れ込む影響で、8日は大気の状態が非常に不安定となり、昼過ぎから夜遅くにかけて雷を伴った非常に激しい雨の降る所があるという。

 8日に予想される1時間降水量は北部、南部ともに多い所で50ミリ。予想される24時間降水量は、8日午後6時までが北部、南部ともに多い所で150ミリ。9日午後6時までが北部、南部ともに多い所で50〜100ミリ。