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 宇都宮地方気象台は15日午後5時4分、「大雨と雷および突風に関する栃木県気象情報」を発表した。県南部では、15日夜の始めごろにかけて、大雨による低い土地の浸水や河川の増水、氾濫に警戒が必要という。

◇最新の防災情報・気象警報

 気象台によると、前線が華南から東日本付近を通り、千島の東にのびている。前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気と日中の気温上昇の影響で、県内では、15日夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となる見込み。

 県内では、土砂災害や落雷、竜巻などの激しい突風に注意が必要という。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう呼びかけた。また、降ひょうの恐れもあるため、農作物の管理などにも注意が必要という。

 15日に予想される1時間降水量は、いずれも多い所で北部50ミリ、南部50ミリ。16日午後6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で北部80ミリ、南部80ミリ。