【足利】市内外の写真愛好家でつくる三軌会写真部栃木支部の第10回友愛会館写真展が、通3丁目の足利商工会議所友愛会館で開かれている。24日まで。
今年は節目を記念し、会員撮影の約95枚に加えて、市内の高校生が撮影した40枚も展示した。岩出政積(いわでまさずみ)会長は「芸術関係の団体が高齢化している中で、若い人の感性を取り込めたら」と狙いを話す。
参加したのは足利、足利南、足利清風、白鴎大足利の4高校の写真部員。市内の町並み、校舎の中など、高校生ならではの視点が光る作品が集まった。足利高2年で写真部長の森戸彩羽(もりといろは)さん(16)は「新しい活動の機会になると思い参加を決めた。多くの人に見てもらい、部員の成長につながれば」と期待している。
岩出会長は「祖父母と孫ほどの世代差があるが、同じ志の者同士がコラボしている点を楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。
午前9時~午後5時(最終日は4時)。入場無料。(問)岩出さん090・7265・7356。