とちあいかジェラート

カウンター前に立つ若林支配人

とちあいかジェラート カウンター前に立つ若林支配人

 イチゴの香りとミルク感が絶妙にマッチする。「とちあいかジェラート」(380円)は残暑が厳しい今の季節にぴったりのスイーツだ。

 道の駅にしかたの農村レストラン「ふるさと一番」の喫茶コーナーで販売している。地元西方産の完熟の「とちあいか」を使用し、店内にある専用の機械で製造している。滑らかな舌触りとさっぱりとした味わいが好評で店の一番人気。レストランの担当者は「素材の良さを生かしている。お客さんの4~5割が注文する」と胸を張る。西方地区でのとちあいかの生産拡大に伴い、2年ほど前に「とちおとめ」から切り替えたという。

 牛乳で炊いた西方産の米を使用する「お米アイスジェラート」というユニークな商品もある。米のつぶつぶ感と岩塩の塩気がマッチし、リピーターも多い。このほか季節限定でナシのシャーベットなども販売。現在はハロウィーンに合わせ、カボチャを使ったジェラートを開発中だという。

 同道の駅の若林恒(わかばやしひさし)支配人(56)は「季節ごとに楽しめる商品を用意しているので、気軽に立ち寄ってもらいたい」と話している。

 ▼メモ 栃木市西方町元369の1。ジェラートの販売は午前10時~午後5時(土日祝日は6時)。第3火曜定休。(問)0282・92・0990。