競泳少年男子A400メートル個人メドレー決勝 初優勝した松下(宇南高)のバタフライ=鹿児島市鴨池公園プール

競泳少年男子A400メートル個人メドレーで初優勝し、笑顔を見せる松下(宇南高)=鹿児島市鴨池公園プール

競泳少年男子A400メートル個人メドレー決勝 初優勝した松下(宇南高)のバタフライ=鹿児島市鴨池公園プール 競泳少年男子A400メートル個人メドレーで初優勝し、笑顔を見せる松下(宇南高)=鹿児島市鴨池公園プール

 特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」は23日、鹿児島市鴨池公園プールなどで会期前競技が行われ、県勢は競泳の少年男子A400メートル個人メドレーで松下知之(まつしたともゆき)(宇都宮南高)が4分11秒74で初優勝した。成年女子100メートル平泳ぎの高橋奈々(たかはしなな)(筑波大)は1分9秒77で5位入賞。少年女子B50メートル自由形の後藤結愛(ごとうゆあ)(佐野日大高)は26秒76で8位に入り、前日の同100メートルバタフライに続き2種目で入賞した。

 レスリング少年男子グレコローマンスタイル92キロ級は福島煌天(ふくしまこう)(足利大付高)が4強入り。ローイングは成年女子シングルスカル準決勝C組で飯塚百合子(いいづかゆりこ)(県選抜、立教大)が4分8秒09で2位となり、5~8位決定戦に回った。

松下、凱旋レース勝ち切る

 4分10秒97の自己ベストで制圧した世界ジュニアから約2週間。競泳少年男子A400メートル個人メドレーの松下知之(まつしたともゆき)(宇都宮南高)は2位に4秒以上の差をつけて圧勝。「負けるとは思わなかった」と振り返ったように、自信に満ちた凱旋(がいせん)レースだった。