協定を締結した石塚校長(右)と曄道学長

 【宇都宮】上籠谷(かみこもりや)町の星の杜(もり)高と上智大(東京都千代田区)が22日、同高で、高大連携に関する協定を締結した。共通するカトリック教育理念に基づき、相互の教職員、学生、生徒の連携を通して魅力ある学校づくりを推進する。

 連携協定により(1)両校での大学入試説明会や講演会、模擬講義(2)教職員による情報交換(3)学生、生徒によるプロジェクト(4)短期サマープログラム―などを実施する。有効期間は10月1日から3年間。

 同高の石塚千恵(いしつかちえ)校長と同大の曄道佳明(てるみちよしあき)学長が協定書にサインした。

 石塚校長は「ミッションスクールとしての新たなスタート。生徒が大学生と共にプロジェクトに取り組むなどカトリック教育を深化させたい」。曄道学長は「高大連携による新しい姿に取り組み、互いに良い方向に発展することを期待します」と、抱負を述べた。