相乗効果で地域の盛り上げを図る関係者

 【大田原】地元の彫刻屋台を引き回す伝統の黒羽田町の祭りと、黒羽商工会青年部主催の子ども向けイベント「ワンプレート」が連携し8日、黒羽田町公園で初めてコラボ祭を開く。キッチンカー出店や縁日コーナーも拡充。集客の相乗効果を狙い、少子高齢化で活力を損ないかねない地域の盛り上げを図る。

 黒羽田町の屋台は市有形文化財で、江戸期に造られたと伝わる。1980年の「栃の葉国体」などの節目に地元の人が引き回し、2019年は5月に令和への改元記念、7月に「夏まつり」で披露。その後は新型コロナウイルス禍で運行できず、今年は4年ぶり。