朝日森天満宮を出発するみこしと担ぎ手たち

 【佐野】朝日森天満宮(天神町)と星宮神社(大蔵町)による「佐野まつり」が1日、市内で開かれた。みこしや稚児行列が中心市街地を巡り、家内安全や商売繁盛などを祈願した。

 同祭りは合併で旧佐野町ができた1876年から続く伝統行事だが、今回は新型コロナウイルス禍で4年ぶりの開催。中心街の人口減少などを受け、従来の年番町制から、25町会が祭典委員会を組織し全体で実施する体制に改めた。夏の猛暑も考慮して、開催時期もこれまでの7月下旬から変更した。