県立美術館で21日開幕する企画展「文晁と北斎-このふたり、ただものにあらず」(同館、下野新聞社主催)は、18世紀末から19世紀前半の江戸絵画界を席巻した2人の絵師を紹介する。「関東南画の祖」と「奇才の浮世絵師」という一見対照的な2人だが、橋本慎司(はしもとしんじ)副館長兼学芸課長は、創作の熱量や画域の広さなど共通点も多いと話す。
-田安徳川(たやすとくがわ)家に仕え、老中松平定信(まつだいらさだのぶ)に認められた谷文晁(たにぶんちょう)と、市井の葛飾北斎(かつしかほくさい)。この2人を組み合わせた狙いは。
残り:約 1191文字/全文:1457文字
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
登録済みの方はこちら
愛読者(併読)・フル(単独)プラン・スタンダードプランの方
ログインする