那須町で2017年3月、登山講習会中だった大田原高山岳部の生徒7人と教諭1人が死亡した雪崩事故の公判で、業務上過失致死傷罪に問われた男性教諭ら3人の被告人質問が25日から、宇都宮地裁(瀧岡俊文(たきおかとしふみ)裁判長)で始まる。公判では雪崩発生の予見可能性や安全な訓練範囲の設定の有無などを争点に、検察側と弁護側が全面対決。被害者参加制度で、一部遺族も被告に質問する予定だ。昨年10月の初公判から丸1年となる中、無罪を主張している3被告が何を証言するのか。裁判は佳境に入る。
残り:約 628文字/全文:873文字
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
登録済みの方はこちら
愛読者(併読)・フル(単独)プラン・スタンダードプランの方
ログインする