第64回秋季関東高校軟式野球大会最終日は28日、埼玉県上尾市のUDトラックス上尾スタジアムで県勢同士の決勝が行われ、本県1位の作新学院が同2位の白鴎大足利を5-2で破り、3年連続20度目の優勝を飾った。
作新学院は初回に山岸勇輝(やまぎしゆうき)の適時打で先制。二回は岩本龍葵(いわもとりゅうき)の2点ランニング本塁打で追加点を挙げ、序盤で主導権を握った。先発の餅原碧泉(もちはらあおい)は終盤に失点したが9回2失点で完投した。
白鴎大足利は序盤で失点したものの、藤村厚志(ふじむらあつし)、秩父啓斗(ちちぶひろと)の継投で五回以降は無失点に抑えた。打線は八回に今尾真人(いまおまさと)の二塁打を足掛かりに1点、九回は周東虹七(しゅうとうこうな)の適時内野安打でさらに1点を返したが及ばなかった。