2回、作新の根本が左前に先制の2点適時打を放つ=県営

7年ぶりの決勝進出を決め、抱き合う作新の先発・小川哲(左)と2番手の石毛=県営

2回、作新の根本が先制の2点適時打を放つ=県営球場

2回、作新の根本が左前に先制の2点適時打を放つ=県営 7年ぶりの決勝進出を決め、抱き合う作新の先発・小川哲(左)と2番手の石毛=県営 2回、作新の根本が先制の2点適時打を放つ=県営球場

 第76回秋季関東地区高校野球大会第5日は28日、県営球場で準決勝2試合が行われた。本県1位の作新学院は7-2で常総学院(茨城1位)に快勝、優勝した2016年以来7年ぶり9度目の決勝進出を決めた。

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 試合は荒天のため約3時間遅れて開始。作新学院は二回、根本一冴(ねもといっさ)の左前2点適時打など、長短5安打を集め5点を先制。四回には小川亜怜(おがわあれん)が2死一塁から右越え本塁打を放ち、さらに2点を加えた。

 先発の小川哲平(おがわてっぺい)は7回2失点と好投。八回から登板した石毛虹晴(いしげこうせい)が、2回を無安打に抑え試合を締めた。

 大会最終日は29日、同球場で午前10時から決勝が行われる。作新学院は6度目の優勝を懸け、山梨学院(山梨1位)と対戦する。

対策はまり 投打かみ合う

 強打の常総学院を投打で圧倒し、7年ぶりの決勝進出を決めた作新学院。小針崇宏(こばりたかひろ)監督は「強い気持ちで相手に向かっていった結果」と勝因を挙げた。