熱々の焼き芋を頬張る子どもたち

 【上三川】上三川小で子どもたちが収穫したサツマイモを焼き芋にして味わう収穫祭が1日、校庭で行われ、全児童約650人が秋の味覚を楽しんだ。

 収穫祭は同校地区社会福祉協議会やPTAが協力し、児童が学校近くの畑で育てたサツマイモを焼いて食べる同校の恒例行事。

 佐藤秀彦(さとうひでひこ)校長は「上三川小で40年以上続く伝統行事。祭りに協力してくれた地域の人々や自然に感謝をしながら焼き芋を味わってください」と児童に呼びかけた。

 校庭で9カ所に分かれてたき火をし、焼き芋が出来上がると、子どもたちは車座になって焼きたてのサツマイモを頬張った。6年の鈴木隆大(すずきりゅうだい)君(11)は「よく焼けていてとてもおいしかった」と満面の笑みを見せた。