【大田原】中田原の巻川沿いにある「みそはぎロード」でこのほど、枯れたミソハギの刈り取り作業が行われ、金田北中の1~3年生27人と地域住民ら約30人が参加した。
巻川を憩いの場にしようと、地域住民らでつくる「みそはぎ会」が2007年に植栽。毎年8月には上流の上深田橋から一里塚橋まで約260メートルの両岸に紅紫色の花を咲かせる。
心地よい秋風が吹いたこの日、参加者は枯れたミソハギを刈り払い機で刈って束にまとめ、軽トラックに積んでいった。3年狩野由衣(かりのゆい)さん(15)は「地域の人と交流しながら、毎年きれいに咲くみそはぎロードの刈り取り作業に携われてよかった」と笑顔で話した。
同会の徳原弘美(とくはらひろみ)代表(77)は「和やかな雰囲気の中、けがもなく無事に終わってよかった。花たちも来年に向けた準備ができて喜んでいると思う」と話した。