秋の行楽シーズン。栃木県にもたくさんの人が訪れます。県内にはどんな観光地があるのか紹介します。

 栃木県を五つのエリアに分け、それぞれの特徴を見ていきましょう。

 日光エリアは国内外から注目される観光スポット。世界遺産の「日光の社寺」は県外の小学生が修学旅行で訪れる定番です。10月中旬からは、紅葉が見頃を迎えています。

 那須エリアは牧場や高原リゾートなどに恵まれ、緑豊か。乳しぼりなどを体験した人も多いのではないでしょうか。那須どうぶつ王国ではかわいい動物たちの姿に癒やされます。

 県央エリアは桜の名所・八幡山公園(宇都宮市)や夕日が美しい那珂川町の「夕焼け温泉郷」など写真映えする場所がたくさん。大谷資料館はロケ地としてもよく利用されます。

 県南エリアは歴史情緒あふれる風景が魅力的です。「蔵の街」として親しまれる栃木市や日本で最も古い学校・足利学校など、タイムトラベル気分が味わえます。

 県東エリアでは、里山風景の中でものづくり文化を肌で感じることができます。益子焼をはじめ、伝統工芸の体験施設が充実。「SLもおか」など鉄道ファンにも人気です。

 県観光交流課課の担当者は「皆さんの古里・栃木県には、さまざまな魅力があります。すてきな場所をたくさん見つけて、お友達に教えてあげてください」と話しています。

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