宇都宮地裁

 姉の夫や姉と共謀し、さくら市内のアパートで女性を監禁、暴行して死亡させ、遺体を宮城県白石市の山林に遺棄したとして、傷害致死や死体遺棄、監禁の罪に問われた益子町、無職の女被告(25)の裁判員裁判論告求刑公判が15日、宇都宮地裁(瀧岡俊文(たきおかとしふみ)裁判長)で開かれた。検察側は「被害者の肉体的精神的な苦痛、絶望感は筆舌に尽くしがたい」として懲役6年を求刑した。弁護側は被告には知的障害があり責任能力がないなどとし、無罪や執行猶予付き判決を求めた。