「今日も表情が明るいね」などと子どもに声を掛けながらケアを行う看護師の川俣さん(左)と杉野さん=10月上旬、のざわ特別支援学校

 県内の特別支援学校で日常的に医療支援が必要な「医療的ケア児」が増える中、県教委は本年度から、各校を巡回して相談・助言などに当たる看護師2人を配置し、サポート体制を強化している。2人は今後本格的に巡回活動を始め、各校にいる学校看護師の指導的役割を担う。一方、学校看護師のなり手不足は継続的な課題で、県教委は登録バンクを設置し、看護資格を持つ人の協力を呼びかけている。