幕が外される旧長沼北小の2代目二宮金次郎像

 【真岡】銅像が盗難被害に遭い、再建された旧長沼北小の二宮金次郎(にのみやきんじろう)像の除幕式が23日行われ、設置に尽力した二宮地区の住民らが石像として生まれ変わった2代目金次郎をめでた。

 新たな像は高さ約1・3メートルで、銅像があった台座に据え付けられた。少年時代の金次郎が病弱な父親に代わり労役に出たわらじの逸話を基に、茨城県桜川市の石彫家浅賀正治(あさがまさじ)さん(70)が御影石を彫り上げた。