福田富一(ふくだとみかず)知事は22日、国土交通省を訪れ、国道4号・新4号国道や、県内4カ所で計画しているスマートインターチェンジ(IC)など、県内道路の整備促進を求める要望書を堂故茂(どうこしげる)国交副大臣らに提出した。
要望では、茨城県つくばみらい市から矢板市に至る「常総・宇都宮東部連絡道路」、本県と福島県を結ぶ「栃木西部・会津南道路」(国道121号)、東北自動車道などの整備促進も求めた。
福田知事は新規事業化した「仮称・壬生PAスマートIC」について、隣接する道の駅みぶが同省の「防災道の駅」に選ばれていることを挙げ「物資の受け入れや配送に重要な役割を果たす」として予算確保を要望した。
国道4号・新4号国道整備促進協議会が今月に発足してから初の要望で、福田知事は取材に「一貫した道路の整備を一体的にお願いした」と述べた。