足大付の得点源を担うレフト川田=県予選決勝より

国学栃木の攻守をけん引するミドルブロッカー増田(左)とレフト星=県大会決勝より

足大付の得点源を担うレフト川田=県予選決勝より 国学栃木の攻守をけん引するミドルブロッカー増田(左)とレフト星=県大会決勝より

 バレーボールの第76回全日本高校選手権(春高バレー)は4日、東京都渋谷区の東京体育館で開幕し、8日までの5日間、熱戦を展開する。

 県勢は初日の1回戦で男子の足利大付(5年連続43度目)が徳島科学技術(4年ぶり6回目)と、女子の国学院栃木(2年ぶり37度目)は近江兄弟社(滋賀、3年連続15度目)と激突する。4年ぶりに全日程が有観客で行われる今大会。大舞台に挑む2校の戦いを展望する。

男子・足利大付、粘り出せるかが鍵

 5年連続で春高の切符を手にした足利大付。大塚慶吾(おおつかけいご)主将は「出場するからには全国制覇。そのための練習はやってきた」と気合十分で本番を迎える。