倉庫からブルーシートを運び出す益子町の職員=4日午後2時30分、益子町益子

倉庫からブルーシートを運び出す益子町の職員=4日午後2時30分、益子町益子

倉庫のブルーシートをトラックに積み込む益子町の職員=4日午後2時半、益子町益子

倉庫からブルーシートを運び出す益子町の職員=4日午後2時30分、益子町益子 倉庫からブルーシートを運び出す益子町の職員=4日午後2時30分、益子町益子 倉庫のブルーシートをトラックに積み込む益子町の職員=4日午後2時半、益子町益子

 上三川、益子、塩谷、高根沢の4町は連携して、能登半島地震で深刻な被害に見舞われた石川県志賀町へ支援物資を送ることを決め、4日、高根沢町役場にブルーシートやカップ麺などを集約した。5日午前9時に現地へ向けて出発する。

 4町は、災害時の相互支援を目的として全国40以上の自治体が参加する組織「ささつな自治体協議会」に入っており、志賀町も会員として協定を結んでいることから、手を差し伸べようと動き出した。

◇写真、データで見る「能登半島地震」

 志賀町と連絡を取って現地で不足している物資を尋ね、4町はそれぞれ、損壊した瓦屋根を補修するブルーシートやカップ麺、お湯や水を注ぐだけでご飯になるアルファ米などを送ることを決めた。

 益子町では4日、防災担当の職員らが、災害時用に役場の倉庫に備蓄しておいたブルーシート400枚と缶に入ったパン360食、アルファ米250食をトラックに積み込み、高根沢町役場に運んだ。

 益子町の広田茂十郎(ひろたもじゅうろう)町長は「被災した方々は現地で大変なご苦労をされている。まさにこの時のために助け合う協定であり、少しでも被災地の役に立ちたい」と強調した。