昭和レトログッズの展示施設に改装される鮮魚店「湊屋商店」

展示施設に改装される鮮魚店「湊屋商店」店内と小野さん

昭和レトログッズの展示施設に改装される鮮魚店「湊屋商店」 展示施設に改装される鮮魚店「湊屋商店」店内と小野さん

 【茂木】昭和の風情を残す中心市街地の再生に向けて進む「昭和レトロ」の観光誘客事業で、町は茂木の鮮魚店「湊屋商店」の協力を得て、店を昭和レトログッズの展示施設に改装して3月下旬にもオープンする。昭和レトロを新鮮に思う若者から、懐かしく感じる中高年までが楽しめる場にしたい考えだ。町が譲渡を受けたコレクションの元の所有者を町に招き、案内役を任せる計画もある。

 「湊屋商店」は明治30年代に創業し、現在の店は1966(昭和41)年に建て替えられた。真岡鉄道茂木駅に近い中心市街地の目抜き通り「縦町通り」にあり、周辺には昭和の風情漂う商店や空き店舗も多い。