雪が降った日光市内=13日午後、日光市石屋町

 宇都宮地方気象台は15日午後5時7分、「大雪に関する栃木県気象情報」を発表した。県北部では16日未明から昼前にかけ、山地を中心に大雪となる見込み。気象台は大雪による交通障害や路面の凍結に警戒するよう呼びかけている。

 気象台によると、日本付近は冬型の気圧配置となっており、16日にかけては、東日本の上空約5500メートルに氷点下36度以下の寒気が流れ込む見込み。

 15日午後6時から16日午後6時までに予想される24時間降雪量はいずれも多い所で北部山地50センチ、北部平地10センチ、南部山地3センチの見込みとなっている。

 県北部では16日にかけて風雪に、17日にかけて雪崩にも注意が必要だという。