氏家雛めぐりのチラシ

 【さくら】県央地区に一足早く春を告げる名物行事「氏家雛(ひな)めぐり」が2月3日から3月3日まで、市内で開かれる。商店街や公共施設、個人宅など、40カ所超の会場にひな人形やつるし飾りを展示する。2月23~25日、さくらスクエアで初開催される骨董(こっとう)市「氏家お宝市」など多くの関連イベントも控える。

 同実行委員会(粕谷明美(かすやあけみ)実行委員長)が主催し、今年で21回目。来場者はマップを片手に好きな場所を訪れることができる。県内の同様のイベントでも氏家雛めぐりは先駆けの存在だ。

 初日の2月3日はJR東日本の臨時列車「氏家雛めぐり号」が海浜幕張駅-氏家駅間を往復運行し、県外からも大勢の観光客が訪れる。

 期間中はポイントラリーや駅からハイキングを開催する。また「氏家お宝市(23~25日)」のほか、2月11日に雅楽演奏会「雛のしらべ」、3月2、3両日には市出身の作曲家落合崇史(おちあいたかし)さんが出演する「春の音楽祭」なども行う予定。

 栄町公民館ではつまみ細工やクラフトバンド、手まりなど日替わりでさまざまな体験ができる「おひな塾」(有料、要予約)も開催する。(問)実行委員会事務局028・681・5757(月曜休み)。