4年ぶりの賀詞交歓会で行われた鏡割り=18日午後、宇都宮市大通り2丁目

 下野新聞社と「しもつけ21フォーラム」が主催する新春賀詞交歓会が18日、宇都宮市内で開かれた。県内の経営者や行政、各団体の代表者らで構成するフォーラム会員ら約200人が出席し、新年のあいさつを交わした。

 コロナ禍が明け、飲食を伴う賀詞交歓会は2020年以来4年ぶり。同フォーラム代表幹事で下野新聞社の若菜英晴(わかなえいせい)社長はあいさつで甚大な被害が出ている能登半島地震などに触れ、「防災教育や事業継続計画(BCP)の大切さを改めて感じている」と話し、本紙記者の現地ルポを紹介した。

 出席者は地酒を手に、同フォーラム幹事でとちぎテレビの須藤揮一郎(すどうきいちろう)社長の発声で乾杯し、歓談した。宇都宮短大音楽科講師たちによる演奏も会場を盛り上げた。

 同フォーラムは03年4月、本県の政治経済、文化の発展を目指す会員制組織として発足した。日本を代表する著名な実業家や政治家、文化人を講師に招き、月1回の例会を開いている。